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2010年12月27日月曜日

MediatombをビエラのDLNAサーバとして使う(その5)

(前回)

MediatombをDLNAサーバとしてビエラ(VIERA TH-P46V2)からMPEG-2とMPEG-4の映像を見ることができるようになった。

MPEG-2の場合はそのまま見ることができるが、MPEG-4(AVC/H.264)の場合はffmpegでトランスコードすることで見ることができる。

わが家にはBlue-Ray対応のハードディスクレコーダーが無いので1920x1080pのフルHD映像を見ることができないが、YouTubeからダウンロードした1080pの映像をなんとかDLNAサーバで配信できないか検証してきた。

前回まではMPEG-4 AVC/H.264の映像はMPEG-2にエンコードするかffmpegでトンランスコードするしかないと思っていたが、やっとトランスコードなしに見ることができるようになった。

MPEG-2のフルHDだと802.11gの無線環境ではギリギリ、MPEG-4 AVC/H.264をトランスコードする場合は、(わが家の)サーバのCPU能力が不足しているために1280x720pにすることで見ることができる。

前回までの検証結果どおり、ビエラで見ることのできるmimeタイプはやはり「video/mepg」と「video/vnd.dlna.mpeg」だけのようであるが、コーデックが「MPEG-4 AVC/H.264」の場合でも、このmimeタイプで見ることができる。

ただし、YouTubeのHD映像はそのままでは見ることができない。コーデックがMPEG-4 AVC/H.264であるがコンテナーがMP4である為と思われる。

この場合、再エンコードしてMPEG-TSのコンテナーでコーデックをMPEG4-AVC/H.264にするとビエラで見ることができた。

ビットレートにもよるが、ファイル容量はMP4より1割ほど大きくなるがトランスコードしなくても見ることができて、1920x1080のHD映像も802.11gの54Gbpsの細い帯域でも余裕で再生できるのがうれしい。

MPEG2の映像もMPEG4-AVC/H.264で再エンコードすれば容量を節約できるかもしれない。

問題は、PCでは見ることができないってことか・・・

(つづく)

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